酵素洗顔の種類と効果

洗顔やクレンジングではなかなか落とせない角栓を効果的に取り除けるのが、酵素洗顔です。
酵素洗顔とは、酵素によって肌にこびりついた汚れを分解する洗顔方法です。

実は、酵素洗顔に用いる酵素には様々な種類があるんですよ。
そこで今回は、酵素洗顔の種類についてお伝えします。

★酵素ってなに?
生き物の体の中では様々な反応が起こっています。

遺伝子をコピーしたり、細胞を作ったり、食べたものを体に吸収したり、食べたものからエネルギーを作り出したりと、色々なことを行うことで生きていくことができます。

これらの反応に関わっているのが、酵素です。
酵素は、タンパク質を主成分に出来ていて、あらゆる反応をサポートしてくれています。
酵素があることで、私たちはスムーズに活動を行うことができるんですよ。

酵素洗顔で活躍するのは、タンパク質や脂質を分解する働きのある酵素です。
肌にこれらの酵素を働かせることで、古くなった角質や余分な皮脂を取り除くことができるんですよ。

★酵素の種類と効果
酵素洗顔に使う酵素には、いくつか種類があります。
種類が違えば、酵素は働き方も変わってくるんですよ。

そこで、以下に酵素の種類とその効果についてまとめてみました。

・プロテアーゼ
プロテアーゼは、ハサミのようにチョキチョキタンパク質を切って短く分解する働きのある酵素です。
プロテアーゼを使うことで、肌の角質を分解して落とすことができます。

プロテアーゼは食べ物を分解して消化するために、私たちの体の中でも活躍してくれている酵素なんですよ。

・パパイン酵素
パパイン酵素は、完熟する前の青パパイヤにたくさん含まれている酵素です。
パパイン酵素もタンパク質を分解する働きがあります。

注目してほしいのが、パパイン酵素は生きた細胞には働かず、死んでいらなくなった細胞だけを分解して取り除いてくれるという点です。

そのため、古い角質だけ分解し、必要な角質を守ることができるんですよ。

・ブロメライン
ブロメラインとは、パイナップルに含まれている酵素です。
強力にタンパク質を分解して、角質を取り除いてくれます。

・リパーゼ
リパーゼはタンパク質ではなく、脂肪を分解する働きのある酵素です。
人の体の中でも、リパーゼはしっかり働いてくれているんですよ。
酵素洗顔では、皮脂を取り除く効果が期待できます。

★おすすめはパパイン酵素!
酵素洗顔をするときにおすすめなのは、パパイン酵素です。

前述した通り、パパイン酵素は死んで古くなった角質細胞のみを選んで分解してくれます。

そのため、必要以上に角質を分解して、肌を傷める危険が少なくなるメリットがあるんですよ。

 酵素洗顔に向いている人、向いていない人

角栓を取り除くのに効果的な酵素洗顔ですが、実はケア方法にはいくつか注意点があります。

特に、肌の状態によっては酵素洗顔を行わない方がいいときもあるんですよ。

そこで今回は、酵素洗顔に向いている人と向いていない人、酵素洗顔を中止すべきケースについてお伝えします。

★酵素洗顔で改善できる肌の悩みとは?

酵素洗顔は、肌にこびりついた角質や毛穴の奥に入り込んだ皮脂などを分解して取り除く効果があります。
そのため、目に見えて鼻などに角栓が出来ていなくても、様々な肌の悩みを解決してくれるんですよ。

酵素洗顔は、以下のような肌の悩み改善に効果を発揮してくれます。

・いちごヘッドなど鼻の黒ずみ
・あごや小鼻のざらつき
・化粧のりの悪さ
・肌のトーンが暗くなった
・肌全体がくすんでいる
・化粧水の浸透が悪い

酵素の中でも特にパパイン酵素は、肌表面の死んだ角質細胞のみを取り除いてくれます。

そのため、古くなった角質が溜まることで起こる、くすみや化粧のりの悪さ、化粧水の浸透力の悪さなどを改善することができるんですよ。

特に、加齢によって遅くなってしまったターンオーバーを改善するのに役立ってくれます。

★酵素洗顔が向いている人
様々な肌の悩みを解決してくれる酵素洗顔ですが、実は向き不向きがあります。
向いている人が酵素洗顔を使うと、メリットが大きくなりますが、向いていない人が行うとデメリットが大きくなってしまいます。

酵素洗顔でメリットの方が大きくなる、向いている方は、
・健康な肌状態の方
・角栓ができやすいオイリー肌の方
・肌のターンオーバーが遅くなっている方

です。

酵素洗顔では、肌の表面のタンパク質を分解して溶かすため、大なり小なり肌には刺激を与えます。
そのため、肌が健康な状態なときに行わないと、トラブルを起こす原因にもなってしまうのです。

★酵素洗顔が向いていない人
一方で、酵素洗顔が向いていない肌は、刺激に弱くなっている肌です。

具体的には、
・乾燥している
・敏感肌
・インナードライ肌

などの方は、酵素洗顔は避けた方がいいでしょう。

酵素洗顔では、肌表面の角質を溶かします。
敏感肌やインナードライ肌の方は、ターンオーバーが早くなりすぎて肌表面に未熟な細胞が出てきている状態なので、酵素洗顔をしてしまうと、ターンオーバーをさらに乱れさせる原因にもなるのです。

また、乾燥が悪化する可能性もあるため、混合肌の方は、皮脂が多いTゾーンのみに行うなど、乾燥している場所を避けることが大切です。

★こんなサインが出たら酵素洗顔は止めよう!
「自分の肌は健康肌やオイリー肌だから大丈夫だ」と思っていても、実際は肌の内部が乾燥していることも少なくありません。

もし、酵素洗顔を行って、
・ヒリヒリする
・肌が赤くなった
・痛みを感じる

などの症状を感じた場合は、すぐに酵素洗顔を止めるようにしましょう。

自分では分かっていなくても、肌が刺激に弱い状態になっていることもあるんですよ。
また、健康肌の方でも、酵素によっては合う合わないはあります。

さらに、酵素成分でアレルギーを起こすこともあるので、注意してくださいね。

 酵素洗顔の正しい使い方と注意点

酵素洗顔は角質や皮脂を取り除くのにとても便利ですが、使い方が大切です。

酵素洗顔は効果が高い分、使い方を間違えると、肌を傷つけてしまうのです。
また、間違った使い方では酵素の効果をしっかりと得ることができないんですよ。

そこで今回は、酵素洗顔の正しい使い方と注意点についてお伝えします。

★酵素洗顔の頻度は週に1~2回
酵素洗顔は、頻度に注意しましょう。
角栓を取り除きたいからといって、毎日行ってはいけません。
酵素洗顔は、週に1~2回を目安にスペシャルケアとして取り入れてください。

酵素洗顔では、肌表面の角質を分解して溶かします。
そのため、毎日行ってしまうと、必要以上に肌の角質が取れてしまい、肌が刺激に弱くなってしまうんですよ。

特に肌が弱い方は気をつけてくださいね。

★酵素洗顔は朝ではなく夜に行う
酵素洗顔は朝ではなく、夜に行うようにしましょう。
夜に行うことで、1日の間に溜まった角栓を効率よく取り除くことができます。

また、酵素洗顔を朝に行うとデメリットが大きくなってしまうんですよ。
酵素洗顔では肌表面の角質を取り除くため、外からの刺激に弱くなります。

朝に酵素洗顔を行うと、肌が刺激に影響されやすい状態で、日中の紫外線やメイクなどたくさんの刺激に肌をさらすことになります。
肌を守るためにも、酵素洗顔は夜に行った方がいいのです。

★酵素洗顔はぬるま湯でしっかりと泡立てる
酵素洗顔は、水ではなく、ぬるま湯でしっかりと泡立ててから肌につけるようにしましょう。

酵素には働きやすい温度があります。
冷たい水よりも人の体温に近いぬるま湯の方が酵素が働きやすいんですよ。

また、パウダーを直接塗っても酵素の恩恵にはあずかれません。
酵素は水と混ぜることで、効果を発揮します。
そのため、ぬるま湯でしっかりと泡立ててから洗顔することが大切なのです。

★酵素洗顔の後は保湿と紫外線対策を忘れずに!
酵素洗顔を行った後のケアもとても大切です。

古い角質を取り去った後の肌のバリア機能を補強するために、セラミドなどの保湿力の高い成分でしっかりと保湿してあげてください。

また、肌を刺激にさらさないためにも、紫外線対策は怠らないようにしてくださいね。

★酵素洗顔料は湿気と熱対策が大切!
酵素はタンパク質でできており、とても繊細な物質です。
酵素を使う前に、高温にさらすと、タンパク質の形が変わって酵素が働けなくなってしまいます。

また、使う前に酵素が湿気てもよくありません。

そのため、酵素洗顔料は湿気の多い場所や熱くなりやすい場所に保管せずに、涼しくて湿気の少ない所で保管するようにしてくださいね。

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