イソフラボンと納豆で骨粗しょう症予防

骨粗しょう症予防というと、まず思いつくのがカルシウムとビタミンDの摂取。

カルシウムは骨の基になる栄養素で、ビタミンDは、カルシウムの合成を促進してくれる栄養素だからです。

骨粗しょう症予防というと、まずこの2つを重点的に摂取している方も多いのではないでしょうか。

しかし、他にも骨粗しょう症予防をサポートする栄養素はいろいろあって、その中でも優秀候補はイソフラボン。

つまり豆類です。

日本人の食卓になじみの深いこの食材を食事に取り入れて、骨密度キープにいそしみましょう。

イソフラボンが骨粗しょう症予防に良いワケ

イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることが分かっています。

エストロゲンは、骨からカルシウムが溶け出すのをおさえる役割を果たしています。

しかし更年期に当たる閉経前後は、エストロゲンの分泌量がぐんと減ってしまいます。

それに伴い、骨粗しょう症リスクも高まります。

そこで、イソフラボンを摂取してあげると、体内でエストロゲンとに働きをしてくれるので、骨密度キープに役立つのです。

イソフラボンは、豆腐や納豆などの大豆製品に多く含まれています。

納豆が骨粗しょう症予防に良いワケ

納豆にはイソフラボンが豊富に含まれているため、骨密度キープに役立ちます。

しかしこれとは別に、納豆には、そのネバネバ成分にもまた、骨密度を増やすはたらきがあるのです。

納豆のネバネバ成分であるポリグルタミン酸には、カルシウムの吸収を助ける働きがあります。

納豆を食べるときは、ポリグルタミンさんをたくさん出すために、よくかき混ぜて、ネバネバを増やすようにしましょう。

納豆にはこのほか、カルシウムも含まれているし、ビタミンK、もちろんイソフラボンもあり、栄養豊富な食品です。

骨粗しょう症を予防する食生活を考えるうえでぜひ注意したいのが、その食べ方。

たとえば、コラーゲンは骨を形成する栄養分なので、骨粗しょう症予防にはぜひ食べたいですが、しかしだからといって、コラーゲンを含む食品ばかり食べるのは感心しません。

なぜなら、コラーゲンを摂取しても、そのぶんがそのまま体内でコラーゲンになるわけではないからです。

コラーゲンは腸でアミノ酸に分解され、タンパク質の合成に利用されてから、その残りがコラーゲンに合成されるからです。

とればとるほどダイレクトに骨密度を増やす、というわけではないことに注意です。

また、骨の材料を摂取すればそれでオーケーというわけではないということにも意識しておかなければいけません。

骨の健康には、カルシウムやコラーゲンのほかに、ビタミンK、マグネシウム、亜鉛、タンパク質などの栄養素もかかわってきます。

幅広い栄養素を摂取することが大切です。

食事に加えて、運動もぜひ組み合わせたいです。

適度な運動はカルシウム定着を推進して、骨の強度を上げてくれます。

ストレスコントロールも、カルシウムを溜めるためにはぜひ実施していただきたいです。

 フルーツで骨粗しょう症予防

骨粗しょう症予防と言うと、まずカルシウムというイメージですよね。

でもフルーツも、骨粗しょう症予防には効果的なのです。

骨粗しょう症予防のためには、骨密度を挙げないといけません。

骨密度は骨の方さを示す値で、単位面積あたりの骨量のこと。

女性は、閉経前後からホルモンバランスが崩れてきて、骨密度が低下していきます。

そのままいくと、骨がスカスカの状態になり、骨折しやすくなってしまいます。

だから、骨密度を高めないといけません。

そのとき、カルシウム以外にもぜひ注目しておきたい。

骨粗しょう症予防のために、牛乳やチーズ、ヨーグルトをよく食べているという方も多いかもしれませんが、それに加えて、果物の摂取もしていきましょう。

ある調査によると、閉経前の女性を調査したところ、フルーツと牛乳の摂取が少ない女性は、摂取量が多い人に比べて骨密度が低いという結果が出ました。

食物繊維、亜鉛、マグネシウム、カリウムの摂取量が多いと、統計的に骨密度が高いという結果も出ています。

フルーツは、それぞれで成分が異なります。

和食におなじみの小魚、乾物ほどにはカルシウムが含まれているわけではありません。

しかしフルーツと骨密度には、関係がありそうです。

そのヒントとして、55歳前後の女性を対象に、レモン摂取と骨密度の関係を調べたある調査が考えられます。

対象を2グル-プに分け、どちらもカルシウムの多い食事をします。

そして、片方のグループには、1日1個のレモンを摂取してみたのです。

ちなみに、1個のレモンには、約5gのクエン酸が含まれています。

3か月後にレモンを摂取しなかったグループの骨密度が0.5%下がりました。

反対に、レモンを摂取したグループは0.7%骨密度が上昇したという結果が出ています。

この結果から、クエン酸にはカルシウムの吸収を助ける効果があるのでは、と言われています。

果物には柑橘系に含まれるクエン酸のほか、ビタミン、マグネシウム、カリウムなどのミネラルが含まれます。

果物を日常的に摂取していると、年齢が高くなっても、骨密度を維持しやすいのではないかということが指摘されています。

だから、骨粗しょう症予防のために、サプリメントで栄養補給を考えるときも、カルシウムだけの単品のサプリメントはおすすめできません。

ビタミンやミネラルも付加されていて、いろいろな栄養素を摂って、相乗効果を期待できるサプリメントを選ぶほうがいいですよ。

クエン酸が豊富な果物は、レモン、オレンジ、ミカン、グレープフルーツなどの柑橘類がまずおすすめ。

ほかにもモモ、パイナップル、プラム、イチゴ、メロン、ナシ、キウイなどもぜひ食べたいです。

どれがいいということではなく、旬の果物を季節ごとに食べるのが、栄養補給に一番役立ちそうです。

今の時代、季節を問わずどんな果物でも食べられますが、たとえばクエン酸接種のために、寒い時期に南国のフルーツを食べても、体を冷やしてしまいやすくなります。

夏には南国系、冬はミカンやリンゴなどの、季節に合ったフルーツを適度に食べるのがおすすめです。

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